日々の仕事をしていて、思うように結果が出なくて焦るような日々、本を読んでいても頭に入ってこなくなることはありませんか。
私はお風呂でも本を読むのですが、そんなときに決まって読む本があります。
「天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々」という本です。
過去の有名な偉人たち、ニコラ・テスラ、マルクス、ピカソなど聞いたことがあるような人たちの日常を切り取ってまとめている本になっています。
天才と呼ばれた人たちがどんな日常をおくっていたのか。
朝は何時頃に起きて、どんなものを食べて、どんなふうに仕事に取り組んでいたのか。
そんなことが淡々と書いてある本で、仕事の前にコーヒーを飲んだり、お酒の力に頼っていたり、決まったルーティンがあったりと、読んでいると光景が目に浮かぶようで、彼らもちゃんと実在した人で、人間らしい部分もあったのだなと感じることができる本です。
天才とよばれる人たちも地道にコツコツと仕事をしているわけですから、私も地道にコツコツとやるしか方法はないのですが、やっぱり目まぐるしく変化する世界に対応するべく情報を集めたり、本を読んで勉強したり、新しいソフトや技術にトライしてみたりする必要があります。
そうやっていると、焦ってくるんですよね。
各分野にはそれぞれの専門家がいるわけですから、難しいことをいっていると理解できなかったり、知るべきことや身に付けるべきことの多さに気がついて圧倒されたりします。
そんなときに「天才たちの日課」を読むと不思議と心が落ち着くのです。
彼らは彼らで激務の日々だったのでしょうけど、本で読むとなぜか時間がゆっくり進んでいるような気持ちになって、自分もひとつひとつを丁寧にやっていこうと思えてきます。
私のように、焦って空回りしてしまう状態になりそうな方は、ぜひ「天才たちの日課」を読んでみてください。
読みものとしても面白いですし、なぜか気持ちが安らぐ気がするのでおすすめです。
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